ぼろぼろ家出ねこ
ー希咲side
「希咲…!」
目の前には涼の姿。
「よかった…何もなくて…」
そういって抱き締めてくれた。
ほんとはあったんだけどね?
毎度迷惑かけてちゃね…
「………泣いて散歩してたのか?」
抱き締めながら問いかける涼。
鋭い。
「ほんとになにもなかった?」
ゔ………
「ないよ…」
目をそらしていうと
「そっか」
と笑ってくれた。
信じてくれた。
目の前には涼の姿。
「よかった…何もなくて…」
そういって抱き締めてくれた。
ほんとはあったんだけどね?
毎度迷惑かけてちゃね…
「………泣いて散歩してたのか?」
抱き締めながら問いかける涼。
鋭い。
「ほんとになにもなかった?」
ゔ………
「ないよ…」
目をそらしていうと
「そっか」
と笑ってくれた。
信じてくれた。