ノンフィクション

「どこで、買った~!姉貴!!」


 思わず、叫んでいた。


 家にはお金ないって言っているだろう!


 そりゃ、親が早くに死んで、一家の財政を支えているのは姉貴だよ。


 私が、学校に行けるのも姉貴のおかげですよ!


 そこは感謝しますよ。


 チョー感謝していますよ!


 でも、それとこれとは、話が違うだろ~!


「落ち着きなさい!未来!誰が買ったと言った。」


 だったら・・・


「盗んだのか~!」


「どうして、そういう発想しか出来んのじゃ!お前は!!」


 思わず、どつかれた。


「・・・痛い・・・。」


 何もグーで殴ることないじゃん。グーで。


 これでも、まだまだか弱き17歳のセンチメンタルジャーニーですよ・・・。





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