星空



「うそ…でしょ…?」

アタシはとても驚いた。

嬉しいけど嬉しくない…
すごく複雑だった。



『本当だよ。だって未紀…泣きながら教えてくれたもん。それに…』


「それに…?」


『栞ちゃんが優くんの事どう思ってるのか知りたいから教えてって。でも…私は幼稚園から2人をみてるから言えなかった…

だから…友達としか見てないって、優くんには興味無いって言っちゃったの…っ……』



そう言って思い出したかのように泣き出した。



「どうして?瑞希ちゃんはわるくないよ。だって仕方ないもん。私でもそうしてたよ…?」



『ちがうの…私は酷い子なの…』




『栞ちゃん、瑞希実は知ってたの…優くんが近くにいることを…知ってたの…』


< 15 / 15 >

ひとこと感想を投票しよう!

あなたはこの作品を・・・

と評価しました。
すべての感想数:0

この作品の感想を3つまで選択できます。

この作家の他の作品

星空
莎優里/著

総文字数/1

恋愛(その他)1ページ

表紙を見る

この作品を見ている人にオススメ

読み込み中…

この作品をシェア

pagetop