星空



『お友達になろうよ』





…あれは今から7年前の春のこと


父親の転勤のため小学校の友達と離れてしまい、
知り合いが1人も居ない小学校に入学する事になって


当然友達なんか居ないし
人見知りで心細かった私に

初めて掛けてくれた君のコトバ




…君はもう忘れちゃったと思うけど

私は凄く嬉しかったんだ…




「いいよ」





そう…それが私達の出逢い。




――…そして

キラキラした生活の始まりだった。



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