【短編】虹越え横丁



僕は手に持っていた傘を


地面に置きました。



今度は両手をしっかりつかって


「うんしょ。うんしょ」



ちょっとだけ登れましたが


ツルツルと滑り落ちました。



どしーん。



お尻がいたた。


「あはは。楽しいな」



何度も何度も登っては


お尻からどしーん。






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