ワケアリ夫婦っ!!
「お風呂上がったよー♪」
「あ、うん。電気消した? ……って、なんで上半身裸なのっ………///!?」
寝室のドライヤーで髪を乾かしていると、腰にはバスタオルを巻いてるが、上半身裸の日向が入ってきた。
「え? いいじゃん。どうせすぐ脱ぐんだし」
そう言って、ニヤリとイジワルな笑みを浮かべる。
「なっ……////」
ぼっと、トマトみたいに顔を赤くするあたし。
「あれー? 今さら照れてんの?」
「うっ、うるさい……っ///」
「そんな口聞いていいんだ? どーなっても知らねーからな」
あたしの手からドライヤーを離して、すぐに唇を落とす。
両手首は日向にしっかりと捕まれて、抵抗できない。
「………っ///」
まるで、今まで一緒にいられなかった時間を埋めるように。
深く、激しく唇を重ねる。
久しぶりの日向とのキス。
胸がずっとドキドキして、あたしは今すぐにでも倒れそうだった。