海龍
出会い
今私は、海校という超不良校の校庭を歩いている。

なぜかって?まぁ、いろいろ事情があって転校してきたんだ。
転校の受け入れ先を前の学校で決めるとき
この海校か雷校しかなかったんだよ!!
し・か・も
どっちも不良校と言うねぇ~・・・
んで、なんとなくこっちの学校にしたんだ!

それにしてもこの学校・・・
一体全体教師はなにやってんだよぉ!!
歩くところ歩くところに
タバコの吸殻
血痕
ビールやチュウハイの空き缶・・・
注意しないのかい?そうなんだね?

とか思ってたら・・・
迷ってしまったよ!

どうしようか?
人に聞こうか?
聞くのか?
この不良どもに?

いや・・・
無理だ!
もう不良にはかかわらん!


あれ・・・
なんだかフラフラする・・・
だれ・・・か・・・

-・・・

「ユリのせいなんかじゃないよ。私は先を行く。あんたは後からきなよ?ゆっくり歩いてきなよ?」

まって・・・
置いていかないで・・・
私もいく・・・
ねぇ
一人はもういやだ・・・
ねぇ・・・




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