海龍

－・・・

「お・・・い・・・おーい」

パチッ

「?!」

「やっとおきたぁ。」

「え・・・？！ちょ・・どなたですか・・・？」

「あ！言うの忘れてた！俺、俊！藤井俊！（以降ｼｭﾝ）ﾕﾘちゃんが倒れるときに見事に受け止め
ここまで運んできたんだ！」

そうなんだ・・・な～んかそこら辺の女の子よりよっぽど可愛い顔してるなぁ・・・。
顔交換してほしい位！

「あははっっ顔?!交換できないよ！！」

えｯｯ？何でわかるんだ？この人顔の表情で人の心が読める人か！
あの動物の気持ちがわかる人のように！

「いや・・・分からないからね？言葉にでてるよー！ﾌﾞﾊｯｯｗ」

嘘ｯｯ！言葉に出てた？

「いや・・・///あの、ここまで運んで頂いて有難うございました。」

「どういたしまして！塚、ﾕﾘちゃんさぁ、転校生だよね？やっぱりめっちゃ可愛い～！」
いやいや・・・あなたほど可愛くないよ・・・
軽く嫌がらせにきこえるよ・・・

塚、何で私の名前知ってるんだい?

「何で私の名前知ってるの？」

「え～っと、転校生は女の子って言ってﾘｮｳにきたんだ♪ﾘｮｳって俺の担任ね！」
そうなんだぁ～

「へぇ・・・」

っておい！

やばい！授業が・・・！

「あ！授業なら大丈夫！さっき保健の先生が言いにいったから！」

「そっか・・・」