後ろ姿
先生は、馬鹿にせずに応援してくれた。

「でも、自分の夢を持つのはいいことだと思うぞ!」

「・・・私今まで自分の夢話したことなかったんだ。
誰かに言うと、馬鹿にされそうでさ。
今日初めて井上先生に話して否定されたみたいに感じと・・・。
井上先生の言うとおり、私の悪い成績を上げなきゃいけないんだって本当は分かってる。
分かってるんだけど悲しくて・・・」

「自分のしたいことが見えてるならあとは簡単だ。
自分の目標に向かって努力する。
それだけだ!」
「うん。ありがとうね先生!
私頑張る!自分の夢のために勉強頑張って井上先生を見返します!」

「おう!その意気だ。頑張れよ!」
「うん!」

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