後ろ姿
ギュッ
私は先生に抱き締められていた。

「先生・・・」
「無事で良かった・・・」

先生は消えそうなぐらい小さな声で言った。

「大丈夫だよ!
こんなケガぐらいへっちゃらだもん!」
「もう俺のためにこんな無茶はしないでくれ・・・」
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