後ろ姿
「ねぇ毎日やってるみたいにキスしてよ」
「でも隣で生徒が寝てるからなぁ」
「大丈夫だよ。
寝てるんだしいいでしょ?」
「・・・しょうがないなぁ」
チュッ
チュククチュ
病室には二人が唇を重ねる音だけが響いた。
ヤダッ!
聞きたくない。
そう思って耳を塞いだけど、電気の明かりの影で見えてしまった。
体を重ねてキスする二人の影は私の脳裏に焼き付いて離れなかった。
「でも隣で生徒が寝てるからなぁ」
「大丈夫だよ。
寝てるんだしいいでしょ?」
「・・・しょうがないなぁ」
チュッ
チュククチュ
病室には二人が唇を重ねる音だけが響いた。
ヤダッ!
聞きたくない。
そう思って耳を塞いだけど、電気の明かりの影で見えてしまった。
体を重ねてキスする二人の影は私の脳裏に焼き付いて離れなかった。