後ろ姿
ギュッ
先生は私のベッドに来て、私の頭を自分の方に引き寄せた。

「大きな声出して悪かったな。
お前に何かあったら俺が困るんだ」
「先生・・・」
「どうしたんだ?
俺でよければ話聞くぞ」

あんなことがあった後だというのに、私はドキドキしてしまった。
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