後ろ姿
「でも、まだ迷ってる」
「えっ?」
「その女の子たちが本当に俺でいいのかって考えてるんだ。
一人にしぼらないといけないしな」
「なら、私もその女の子の中の一人に入れといてください。
私は先生と一緒にステージを歩きたいです」
「分かった。てかもう入ってる」
「えっ?どうゆうことですか?」
「お前のことだから相手がいないだろうと思ってさ!」
「ヒドいよ!
でも、ありがとう」
「おぉ!選ばれなくても泣くなよ」
「泣かないよ。多分・・・」
< 192 / 289 >

この作品をシェア

pagetop