後ろ姿
そして次の日
いつもよりも10分早く目覚ましをかけ、いつもより10分早く家を出た。
すると美都と同じくらいに待ち合わせ場所に着いた。

「おはよう、美都」
「おはよう!早いんだね」
「美都こそ早いんだね。
もっと遅いかなって思ってたんだけど」
「ヒドイ!」
「でもこれで遅刻しないよね」
「うん!」

私と美都は早く家を出たのでその分、時間に余裕が出来て周りの景色を見ることができた。

「わぁ」
「いつもはゆっくり見る機会もなかったけど、こんなにも自然で溢れてたんだね」
「そうだね!」

いつものように走りながら行ってたら気づかなかった自然いっぱいの景色。
帰りとはまた違う景色に、私と美都は感動した。
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