後ろ姿
田中先生ver
いつからか分からないけど、柳瀬が俺を避けるようになった。
朝、遅刻しそうになっている柳瀬と近藤[美都]に話しかけるのも前は日常茶飯事みたいになっていた。
最近は少なくなっていたが。
それでも見かけるときは、毎回話しかけた。
だが、いつもみたいに話しかけたのに柳瀬は素っ気なく曖昧に答えた。
授業中もずっと下を向いていた。
ノートを書いているのか確かめると、ちゃんと書いてる。
俺は思い切って話しかけた。
「具合でも悪いのか?」
いつもなら
「そんなことないです!」
とか言って柳瀬の反論があるんだが、今日は
「先生・・・」
無表情で何を考えているか分からなかったけど、いつもと違うのは確かだった。
そしてそのまま、柳瀬は保健室に行った。
俺は今日の柳瀬の行動の意味を聞くために、放課後屋上に行った。
朝、遅刻しそうになっている柳瀬と近藤[美都]に話しかけるのも前は日常茶飯事みたいになっていた。
最近は少なくなっていたが。
それでも見かけるときは、毎回話しかけた。
だが、いつもみたいに話しかけたのに柳瀬は素っ気なく曖昧に答えた。
授業中もずっと下を向いていた。
ノートを書いているのか確かめると、ちゃんと書いてる。
俺は思い切って話しかけた。
「具合でも悪いのか?」
いつもなら
「そんなことないです!」
とか言って柳瀬の反論があるんだが、今日は
「先生・・・」
無表情で何を考えているか分からなかったけど、いつもと違うのは確かだった。
そしてそのまま、柳瀬は保健室に行った。
俺は今日の柳瀬の行動の意味を聞くために、放課後屋上に行った。