不思議な人

その時…。


「…………れ」

「……!?」


声がした。

…気がした。


「ごめん、待ってくれ」


3つ目のトイレからだ。

その声に青年は安心し、ホッと胸を撫で下ろした。


「いいっすよ、待ってます」


青年は笑顔で答えた。


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