日常がキケン!

とにかく、俺達は異性として意識しない、できないことを約束し、同じ部屋に住むことになった。
二つあるベッドの奥を俺が使い、もう片方が木田だ。


俺が荷物を整頓し終えた時には、木田は夢の中に入っていて、時間は11時を回っていた。

「んぁー‥ぁ‥‥じゃあ俺も風呂入ってこよっかな」

大きく伸びをし、今の心情を口にする。
誰も聞いてくれるやつがいないのが、ちょっと淋しい感じ。







大浴場には、もう夜中だというのに、まだ数人入っているようだった。
微妙な大きさの脱衣所で服を脱ぎ、浴場に足を踏み入れる。



予想以上にでかいぞ!
しかも、露天風呂もある!
あ、シャンプー良いニオイじゃないか!

などと感動していると、お湯に浸かっていた数人に声をかけられた。


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