天然ちゃんと不良達~Ⅰ~
第四章

目的

【桐谷side】

「ねぇ!ちょっとっ、

手、はなしてよっ!」

俺がつかんでいる手を

がんばってはずしている・・・

むりだっつーの!

俺が女に負けるくらいの

力だとおもってんの?

はっ、

笑わせるぜっ。

「ちょっと!

聞いてるの!?」

「ちゃんと聞いてる

俺がはなすとすぐ逃げちゃうでしょ?

彩香ちゃん」

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