薔薇の王子様

『それだけじゃないわ。黒薔薇にはもうひとつ大事な人が必要。【薔薇姫】って言って、王子たちが気に入った子を指名してこの学園の姫にするの。】


そんなのもあるんだ。

なんにも知らないし。。。っていうか、私、関係ないし!!

とか思ってると。


『まさか知らなかった訳じゃないわよね?!』

つーかまさかのまさかだし。


「まさかのまさかです。。。」


顔的に、柚華梨は超ー驚いていた。


『えぇ!!』

うるさ。しかも今、入学式だょ。。。

みんな見てるし。。。
「しぃー!!みんな見てるよ!!第一、入学式!!」


呆れた顔で言った。。。


『あっ、ごっごめん。忘れた。。。っていうかさ、ホントに知らないの?!』


なんでしつこく聞くんだろう。


「知るわけないでしょ。」

それまたびっくりの顔してる。


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