花日記

夕凪に抱き着いたまま、褥に倒れ込む。



それと同時に、夕凪の震えが増した。



俺はふっと笑って、目を閉じた。



そのまま眠りの世界へ堕ちる。



「えぇっ!?」



夕凪の驚いた声が、微かに聞こえた気がした。


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