『K』
PM18:30

優太が帰ってきた。
『ただいま~』

『おかえり!ねぇ!今日灰皿がひっくり返しになって灰とかすごかったんだから~!ちゃんとしてよね?』

私はまたイライラしながら言った。

『あぁ~悪りぃ』

優太があやまる。

『。。私タバコ吸わないから本当、嫌なんだよね~洋服とかにもソファーにも臭い付くんだから!!』

『。。ごめん。てかトシ達がもうすぐ来るから支度しとけ!俺、シャワーだけ浴びるわ』

優太は話しをそらしお風呂に入った。

(。。ったく、ちゃんとわかってるのか!!)

私も洋服を着替え、化粧をする。

『マユ~服持ってきて~用意されてない~』
優太がお風呂場から叫ぶ。

(。。たまには自分で用意してよね。。)

またイライラしてしまう。私は服を用意し優太へ持って行く。

『たまには自分で用意したら~?』

私が嫌味を言う。

『つ~か、イライラすんなよ!!ウンコ詰まってるんぢゃねーの?』

『。。。うるさい』

私は扉を閉めた。

(最近確かに便秘だけどさ。。。)

ムカつくなぁ。

ピンポン♪

トシ達が来た。

『お邪魔します♪』

『はい♪どーぞ♪』

トシ達に会うのは久しぶりだ。

『マユさん♪久しぶり♪よかったぁ~また優太と付き合ってくれて(笑)』
まいちゃんが喜んでくれた。

『お~お前ら早いね!どこ行くかぁ?』

優太がお風呂からでてきた。

『てか今からならお台場まで映画見に行かない?』

『映画~?俺、眠くなるから全然見たくね~し』

『ん~ぢゃあ、普通にドライブしながら考える?』

『だな!それより先に飯食べに行こうぜ~』

『まい!焼肉食べたい♪』

『あ~肉いいね♪ぢゃあ焼肉行くかぁ!』

私抜きで話しが決まった。

『マユさん♪肉でいいですかぁ?』

『うん♪』


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