『K』
PM18:30

『ただいま。。』

疲れた優太が帰ってきた

『おかえりなさい』

私は昨日のことがあったので少し冷たく接した。

『昨日は連絡しないでごめんな』

『。。本当だよ!式場見てきたから優太にもパンフレット見せたかったんだもん』

『。。その話しなんだけど、ちょっと座って』

優太が真剣な顔になる

『。。何?』

『いや、昨日俺実は、親の所に行ってきたんだけど結婚の話しをしてよ、だけどやっぱりうちは片親でそんな金もないから結婚式はやるなって言われてさ。。』

『。。はぁ?だからっ、うちの親が出すんだからいいぢゃん』

『いやだよ、そんな格好悪いから。男が普通多く払うんだろ?だから式は子供産んで金貯めてからやらない?』


『そんなの無理!うちの親も優太の所からはお金取るつもりないんだから』

『。。。』

『もう仮予約もしてきたんだもん!』

『。。はぁ?あまりにも勝手すぎない?』

『だから週末に優太にも見てもらおうと思ってるの!』

『。。。俺は子供産んでからでいいと思う。』

『子供産んで、お金貯め始めたら何年かかるの?おばさんになってからドレスなんて着たくない!』

『何年もかからないだろ』

『優太わかってないよ!子供産まれたらお金かかるし優太の給料だけで貯金なんて、時間がかかる!わかってるの?』

私はどんどんイライラしてきた。

『そんなに早くやりたいわけ?』

『うん!いつになるかわからない式なんて嫌だから!』

『。。むかつくなぁ』

優太もキレた。
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