『K』
昼になり、看護婦さんが赤ちゃんを連れ部屋へ来た。

『ぢゃあ今日も一日頑張ってくださいね♪』

『。。はい、ありがとうございます』

ベットを見ると目を閉じて眠っている。。

スヤスヤ。。

『。。おはょう(泣)』

私はそっと抱き上げる。

優太の寝顔にそっくりな顔。

びっくりしたのか舌を震わせ大きな声で泣く。。
フェン。。フェ~ン

(。。やっぱり優太の子だょ。。(泣))


私は抱きながらあやした。

『ひなちゃん。。今ねあなたのパパが一人で頑張ってるんだって。。(泣)まだひなちゃんに会ってないのに。。パパね、すごくあなたに会いたがっていたんだよ。。(泣)ちゃんとパパにも抱いてもらわないと。。許さないよね。。(泣)』


涙がとまらない。。

まだ何もわからないこの子はただ鳴き声をあげていた。。
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