今もずっと愛してる



彰はニカッとからかうように笑った。





その笑顔と同時に私の心臓もピョンと跳ねた。





そんな笑顔、見せたら女の子も好きになっちゃうよ。






「えっと・・・・・・その・・・・・・」





『寝坊した』なんて、そんなダサいこと言えない。





「ちょっと足痛くて歩くの遅れた」




見え見えの嘘をついた。





彰も嘘だってわかるはず!





「まだ痛いの?」






< 130 / 211 >

この作品をシェア

pagetop