今もずっと愛してる



私が彰の顔を見てると耳のピアスが
チラチラ見えた。



暇な私はピアスの数を数えることにした。



1、2………9、10、11。



11個?!



しかも一番下のピアスの穴でかいし。



私の親指は簡単に刺さる大きさだろう。



「す、すごい………」



私は彰の頭を撫でながらテレビを見た。


テレビは政治とか経済とか…………。



私にはちょっと難しい内容だった。



彰を撫でてると、髪の毛が彰の顔にかかってしまい、その髪の毛を端に寄せた。



「………ヤバい……かっこいい……」



これは反則でしょ?!!



「彰………」



段々私も眠くなってきた。



寝ちゃおうかな。




―――――。




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