今もずっと愛してる
私の行動に気付いた彰はゆっくりと
唇を離した。
にこっと笑う彰。
「加菜程可愛くなっちゃうと、ナルシでも文句ナシだよねぇ」
「……バカ///…………」
私は、小さく呟いた。
彰は普通に言っちゃうからね。
彰はすごいよ…
「今、『バカ』って言った?」
「い、言ってません!空耳です!」
「本当か?…まぁ、いいや。そこ座れよ」
と言って指差した場所は………
ベッドの上……。
ベッド?!
「え、え、な、なんで?」
「そんな動揺すんなよ…ベッドだからって襲ったりしねぇよ」
「あ、はい…」
な、なんだ!!
びっくりしたよ。