ありがとう
ゆう
あたし、高橋優は親友橋本みなみと
同じ高校に進学した。
楽しみにしていた高校の入学式。
「ゆうー!!速く!!」
「みなみ歩くの早いし!!」
あたしたちは徒歩で学校に向かっている。
「ゆう?クラス一緒がいいな!!」
「あたしも!!」
あたしたちは小学のときから
親友でいつも一緒だった。
「あっ!」
みなみが急に叫んだ。
「なになに!?」
「実くんだあ!!!」
「あーはいはい!!」
みなみの好きな人。
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