ありがとう
「ここだよー!」
あたしは実にあたしの家を紹介した。
「へぇー!意外とデケーな!」
「ん?そうかなあ??」
まあ、あたしはこれぐらいでいいし♪
「上がってく?」
「いいのかよ?親とか」
「今はいないし!!
てか今日は帰ってこないかな?」
あたしの家にいつも親がいる訳じゃない。
むしろいないほうが多いと思う。
「泊まってていい?」
「どっちでも!」
1人ってつまんないしね!!
「俺だって男だっつーの」
実の笑顔がサアーっと消えた。
あたしはその顔を見ることがてきなかった
怖かった。
哲史みたいだったから…
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