ありがとう
あたし…みさきとみずきと
関わりないのに…
「みなみちゃぁん」
みさきが優しく呼んだ。
「なにー?」
「みなみちゃんの教科書、ゴミ箱に
入ってるみたいだよ~??」
みなみの顔がこわばった。
「みさきがしたの?」
「呼び捨てにしないでくんない?」
「みずきも仲間なの?」
「ざけんなよ?馴れ馴れしいんだよ!」
みなみの机をガンッと蹴った。
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