シスコン兄貴と俺の日常。
部屋に戻り、服を脱ぎかけ、着直す。
そして部屋のドアを開ける。
「………………あ」
やっぱりか。
「…………何の用だ兄貴」
「…いや、俺は兄として妹の成長を確認する義務がだな…」
ぐだぐだと言い訳を続ける兄貴。
煩い。
「……つか、焦げ臭い。」
「……!?
卵が!」
ドタバタとキッチンに向かって行った。
火、着けたまま来たのかよ。
危ねぇな。
さて、今度こそ着替えるかな。