君の取り扱い説明書
如月は、全くと言っていいほど読めない。
何を、考えているのか分からない。
不思議な人で、でも猫みたい。


いつからか、そう思うようになった。



「なぁ、MK5って何?」


いきなり、笠根が言い出した。

「まだまだ君は5歳だね」
「マジで帰郷したい五時間前☆」

初めがりっちゃんこと
波崎 りいか  

私の親友。

次は、学級・・・・・いや学年一のチャラ男
田崎 湊



「いつから、いたんだぁ!」

思いっきり、ツッコミ入れちゃったじゃんっ!

「てか、何で田崎君チャラ男なのに知らないのっ?
 普通に、マジで、キレる5秒前でしょ!!」

「いやぁ~俺、純粋なチャラ男だから
 分かんなかったぁ~☆
 俺の頭脳って罪」


何も言えない・・・・
何が罪なんだ・・・・

「りっちゃん、おはよう」

「皓おはよう」

きれいに、田崎君をスル―した。


「ふーん、MK5って
 マジで、キレる5秒前って意味なのか。
 知らなかったわ。
 俺の母ちゃんがいっつも
 MK5だわ~って言ってんだよな~
 ふーん、まっ 謎、解明だな。」

アホの笠根は一人でうんうんと
うなずいている。

今思ったけど、
笠根の母さん若っ!
しかも、いっつもキレてんじゃんっ。
まぁ、笠根のせいだね・・・・うん





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