もっと甘く・・・・
「俺は・・・・川中さんと一緒でいいや・・・・」


「彩芽はどうすんの?」


「もう・・・・サボっちゃおうかな・・・・」


「じゃあ俺もサボる。」


「じゃぁ俺もサボっちゃおうかな~」



初めて授業サボるんだけど・・・・


まぁいいか・・・・・



「颯太・・・・お前、4限の総合、書記じゃなかったっけ・・・・?」


「・・・・!?うっわ、やべぇええええ・・・・ハルに怒られる!!!」


「じゃーな~」


「ちょ、まじ!やばい!彩芽、優じゃね!」



颯太はマジ顔ダッシュで屋上を去った。



「二人になっちゃったね・・・・」


「んあ・・・、うん・・・。」


先輩の声がとろけてる・・・・。被服室の時みたいだし・・・


「俺のこと、優って呼んでよ・・・」


「え・・・・」


「ほら・・・・?」


「え・・・・優・・・・・先輩・・・・?」


そう言った時には


先輩がもうあたしにしっかりくっついて


あたしはもう先輩の腕の中に居た。



「・・・・せん・・・ぱい・・・?」




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