もっと甘く・・・・
「まじで?、ハモって一瞬固まったわー」


「あはは、先輩カフェオレ好きなんですか?」


「うん。苦すぎず、甘すぎずってやつかな?まわりの奴らには甘いって言われるけどさ~」


「あたしもです!!!、コーヒーも牛乳も苦手なんですけど、これは大好きで・・・」



あれ・・・・・?普通に男の子と話せた・・・・


つかそれより、木梨先輩ってすごい黙ってぶっそうだったのに・・・・


こんな話す人なんだ・・・・?かっこいいなぁ・・・・・



「優、どうしたの?、優は女子とは話さないのに」


「え?あ・・・・、うん。」


「何が「うん」なのかわからねぇ....」


「いや、お前の幼なじみさんと気があうなーって。カフェオレの好きな理由が一緒の奴なら、俺のこと追いかけまわす奴とは違う・・・」


「あぁ、そうか・・・・」



えぇぇぇえ・・・・何かあたし認められたっていうか・・・・


あたしだけ話せるってやつ・・・・・?


これは漫画や小説的には嫌われる役なんじゃないの!?


追いかけまわすってようはモテる人なんじゃないの・・・・?


恋愛携帯小説の読みすぎ・・・?キノセイ?



「んで、食うもんはどうすんの?」


颯太がめんどくさそうに話を戻した。


「「ホットドッグ!」」


「「「・・・・・!?」」」


「また同じだな、ははは・・・」


「先輩と気合いそうですね・・・・」


「俺も川中さんとなら仲良くできそう・・・」



そう言うと先輩は颯太に向かって早く行けよーと言ってこっちをまた見た。
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