籠のなかの花嫁
────────────・・・
「おはよう」
「おはようございます」
友達や先生と挨拶を交わしながら美羽は自分のクラスに入った。
席に着くと、いつものように梨奈がやってきた。
「おはよ、美羽」
「梨奈、おはよ。あれ?首のとこ、どしたの?」
「あっ?!」
目の前の梨奈はハッとして首に手を当てて、顔を真っ赤にした。
するとそこに、二人の友人がニヤニヤしながらやってきた。
「美羽〜、そんなことを聞くなんて野暮だよ」
「そうそう。梨奈ちゃんは、大人の階段を登り始めたってわけ!」
「・・・大人の階段て、もしかして梨奈」
ついに蒼司さんと・・・
「んも〜!変な言い方しないで。美羽、勘違いしないでよ?」
焦る梨奈を見て二人は“や〜ん、梨奈ちゃん可愛い♪”と言ってからかっている。
「勘違いって何?だってそれキス・・・」
「しーーー!!!!」
マークと続けようとしたら口を塞がれてしまった。
そんな見えるところにつけられて今さら恥ずかしがることもないと思うけど。
「ちゃんと説明するから、聞いて!ね?」
説明って・・・・
「おはよう」
「おはようございます」
友達や先生と挨拶を交わしながら美羽は自分のクラスに入った。
席に着くと、いつものように梨奈がやってきた。
「おはよ、美羽」
「梨奈、おはよ。あれ?首のとこ、どしたの?」
「あっ?!」
目の前の梨奈はハッとして首に手を当てて、顔を真っ赤にした。
するとそこに、二人の友人がニヤニヤしながらやってきた。
「美羽〜、そんなことを聞くなんて野暮だよ」
「そうそう。梨奈ちゃんは、大人の階段を登り始めたってわけ!」
「・・・大人の階段て、もしかして梨奈」
ついに蒼司さんと・・・
「んも〜!変な言い方しないで。美羽、勘違いしないでよ?」
焦る梨奈を見て二人は“や〜ん、梨奈ちゃん可愛い♪”と言ってからかっている。
「勘違いって何?だってそれキス・・・」
「しーーー!!!!」
マークと続けようとしたら口を塞がれてしまった。
そんな見えるところにつけられて今さら恥ずかしがることもないと思うけど。
「ちゃんと説明するから、聞いて!ね?」
説明って・・・・