遠恋~遠回り恋愛~
《ごめん!返信遅れたな(T_T)点呼行って風呂入っててん、ほんまにごめんやで(*с*)》
よ、よかったあ。
安心してか、涙が溢れていた。
そしてメールをスクロールしていくと目を疑うことが書かれていた。
《紗奈ちゃん、ほんまに可愛いなあ(^ω^)!やたらちっこいけど(笑)》
ううううそーっ!!!
やっ、かっかかかかわいいって///
美雨!咲!ありがとうっ!
あたしは単純かもしれない。でも、大好きな先輩から“かわいい”なんて言われたら嬉しいものだよね?
あたしは、喜びを押さえながら返信した。
《だから、かわいいのは先輩ですよ☆(笑)ちびは余計ですし(´ω`)(笑)》
―――♪~♪~♪
《かわいいゆうなて、恥ずかしいやんけ(^o^;ちびっこ紗奈ちゃん♪》
先輩、かわいっ!照れてるよ、絶対~
あたしはにやにやしたままだった。