小悪魔彼氏と私の憂鬱




「油断も隙もありゃしない」


階段で下に降りながら私は一人でグチグチと言っていた


「あら、おはよう」

「おはよう、お母さん」


私とは違って可愛くて優しいお母さん

一時期、本当にお母さんの子なのかと疑った事がある…いや本気で

「涼介君、いっぱい食べてね」

「ありがとう、おばさん!」


…………いつの間に!?




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