龍馬、時々女子高生。
「うん…、ありがとう」


…やばいって。

なんかスゴク恥ずかしい。

顔が熱くなってきちゃったよー。

どうしよう。



「もっと近くで見させて」


えっ?

なになに、ちょっと待って~!


龍馬はゆっくりと近づいてきて、私の顔の高さに合わせて膝に手をつき体を曲げた。

つまり真正面に龍馬の顔がある。


ぎゃ!


シャープで整えられた眉の下にある、力強い瞳に、私が映っている。


ダメだ、吸い込まれそう…



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