龍馬、時々女子高生。
もう、心臓の音が龍馬に聞こえてるんじゃないかって位にドキドキしてる。

あう、どうしよう。


「やっぱりそうだ!」


目の前には優しい眼差しの。

私を見つめてほほえんでいる龍馬がいる。

だからダメだって!

お願いだからそんな顔しないで…

私、もう…




「俺さ、前になんでかわからないけど、ヒカリは話しやすいって言って事あるだろ?」

「え、…うん」


もう恥ずかしくて顔がまともに見れない!


「ずっと考えてたんだけど、今わかったんだよ」

「きゃっ」


龍馬の大きな手が、私の髪をクシャクシャと撫でている。


< 101 / 102 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop