龍馬、時々女子高生。
オモシロイ事
「お前は!」

何?今の龍馬が叩いたの!?

本気で痛いんだけど。

「どうせ、何か面白い事ないかな?とか毎日思ってるんだろ!」

「うっ…」

…図星です。

「面白い事なんてどこにも転がってねぇんだよ。

甘ったれるな!

自分の人生は自分で面白くしろ!

何も努力しないで、うだうだ言ってんじゃねぇよ!!」


「っ……」

龍馬ぁ、十分伝わったけど言葉のナイフが鋭すぎるよ。

イタタタ。

「…悪い、言い過ぎたな」

「や、…うん。こんなにハッキリ言われると、ね。でもアリガトウ、龍馬の言う通りだよ。私は全てメンドクサイで片付けて、自分自身でオモシロくしようなんて考えた事もなかったなぁ」

「…ヒカリだけじゃないけどな」

「まぁ、そーかもしれないけど。気付かせてくれてアリガトウ!」


頭と同じくらい心もジンジンしてる。

良薬、心にも苦し。


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