龍馬、時々女子高生。
私も高みの見物に行くか。

どーせ1位はショースケかマミたんだろうけど…。

黒山をかきわけて前へ行く。

…いつもより騒がしくない?

イテテ!ようやく掲示板の前へたどり着いた。


「あっ」


龍馬が1位じゃん!

ふいに、屋上で見た龍馬の余裕たっぷりの顔を思い出した。

…そういう事ね。

お腹の辺りからじんわりと、なんとも言えないおかしさが湧いてくる。

龍馬は自分自身の実力で、啓蒙と主張(対体制側へ)の道を切り開いたのだ。


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