龍馬、時々女子高生。
「あっ、センセ!私何位だったの?まだ見てない!」

「なんだ~、見てないのかぁ?ヒカリは18位だや」

「マジで?私、今まで3桁切った事すらなかったのに!」

「そうだなー。おまいはよ、ちゃあんとやれば出来るんだ。やるやらないはおまいの自由だけど、無駄な努力はないかんなぁ。」

「はいっ」


いつも増して、100均のオデコが輝いて見えた。


「よかったね、ヒカリ」

「アリガトウ。龍馬に比べれば大した順位じゃないけど、やっぱりウレシイな」

「そういえば遅刻ギリギリで来たから、私も順位知らないのよね」


「1位だよ!」
「1位だや!」


2人で思わず叫んだ。


< 73 / 102 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop