leicht bitter~bitter sweet続編 side 健一~
直球すぎる質問に、思わず心臓が大きく跳ねる。
「あ、ああ、うん。見とった見とった、えらい綺麗なお客さんが来はったな~って」
下手に誤魔化すのもおかしいのであっさり認める。
「うん。綺麗だよね。あの娘はあたしの自慢なんだ♪」
友達を褒められたからか嬉しそうに笑う唯。
……な~んや。“ジロジロ見るな”言われるか思て身構えとったけど、良さそうな雰囲気やな。よっしゃ!この話の流れで行けば紹介してもらえるかもッ!!
ひとまず安堵し、あまり軽い印象を見せん様に彼女を紹介してもらおうと頭の中で言葉を選ぶ。
「あのさ……もし良かったら彼女……」
「紹介ならしないわよぉ?」
全部を言い終わる前に唯に一刀両断された。
「え……えぇッ!?」
なんでわかったんや……?この女、超能力でも持ってんのんか?
唯はわざとらしいくらい大きく溜め息を吐くと、オレに人差し指を向けた。
「ゆきなを紹介してくれってんでしょ? そう言って来たのってあんたで通算7人目よ!?」
「あ、ああ、うん。見とった見とった、えらい綺麗なお客さんが来はったな~って」
下手に誤魔化すのもおかしいのであっさり認める。
「うん。綺麗だよね。あの娘はあたしの自慢なんだ♪」
友達を褒められたからか嬉しそうに笑う唯。
……な~んや。“ジロジロ見るな”言われるか思て身構えとったけど、良さそうな雰囲気やな。よっしゃ!この話の流れで行けば紹介してもらえるかもッ!!
ひとまず安堵し、あまり軽い印象を見せん様に彼女を紹介してもらおうと頭の中で言葉を選ぶ。
「あのさ……もし良かったら彼女……」
「紹介ならしないわよぉ?」
全部を言い終わる前に唯に一刀両断された。
「え……えぇッ!?」
なんでわかったんや……?この女、超能力でも持ってんのんか?
唯はわざとらしいくらい大きく溜め息を吐くと、オレに人差し指を向けた。
「ゆきなを紹介してくれってんでしょ? そう言って来たのってあんたで通算7人目よ!?」