恋愛中!!! ㊤巻
「芽依子サン。おっぱい…当たって…マス。」



「当ててます。」



うっかり感じてしまった感情は後からジワジワ来るもので、おそらく、今の俺の顔は真っ赤であろう。



決して彼女の胸が頬にガッツリ当たっているからではない…いや、7割はそのせいだと信じたい。



俺は葉月が好きなのだから。



「先輩?」



「ナンデショウカ?」



「おっぱい、気持ちいいですか?」



「最高…デスネ。」



「直接触ってみます?あたし、先輩にならいいですよ。」



「いえ…今日は…エンリョ、シトキマス…。」



「それは残念。」



この胸のドキドキは、女の子の胸が直接触れるかも…まさかの脱チェリー!!という状況に、期待と興奮で胸が高鳴っているのだと、絶対そうなのだと信じたい。



俺は葉月が好きなのだから。

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