恋愛中!!! ㊤巻
健太が否定するのはもっともだ。俺も健太と結婚した覚えはない。
ってか、んなことより腐ってるって…。
芽依子ちゃんのトンデモ発言が正しければ、俺らはどこぞのオナゴ共に良からぬ妄想をされているらしい。
それが本当なら話がズレてるどころの問題じゃない。いろんな意味で怖すぎる。
「芽依子サン…。」
「はい?」
「芽依子サンはそんな妄想してない…よね?」
「………当たり前です!あたしが先輩一筋なの、先輩だって知ってるじゃないですか!」
「………芽依子さぁ~ん…」
芽依子ちゃんの一瞬の間に何かを悟ったのはきっと俺だけじゃない…はず。海くんなんてドン引きを通り越して涙ぐんでる。
ってか、俺の話だったはずなのに、どんどんカオスな状況に…。
「芽依子サ…」
「あぁ~もうっ!と・に・か・くっ!俺は帰る!!そんくらい自分でどーにかしろ!」
「ダメです!帰しません!!」
「帰る!!」
「帰しません!!」
「ちょっ、健太!?芽依子ちゃん!?」
「まあまあ、芽依子ちゃんも落ち着いて。せっかくこうして集まったんだしさ、知恵を出し合ってみましょーや。ね、王子?」
「うん。」
「シゲちゃん…王子…」
「ねっ?ケンちゃん。」
「っぅぅ~~……わーったよっ!!」
「健太ぁ…」
もつべきものはやはり友だ。
というか、この脱線しまくって収集のつかなくなった状態を、そのユルっとした空気でうまいことまとめあげたシゲちゃん。伊達に“しっかり者の三男坊”の称号を与えられちゃいない。あとで冷たいジュースとアイスを奢ろう。
ってか、んなことより腐ってるって…。
芽依子ちゃんのトンデモ発言が正しければ、俺らはどこぞのオナゴ共に良からぬ妄想をされているらしい。
それが本当なら話がズレてるどころの問題じゃない。いろんな意味で怖すぎる。
「芽依子サン…。」
「はい?」
「芽依子サンはそんな妄想してない…よね?」
「………当たり前です!あたしが先輩一筋なの、先輩だって知ってるじゃないですか!」
「………芽依子さぁ~ん…」
芽依子ちゃんの一瞬の間に何かを悟ったのはきっと俺だけじゃない…はず。海くんなんてドン引きを通り越して涙ぐんでる。
ってか、俺の話だったはずなのに、どんどんカオスな状況に…。
「芽依子サ…」
「あぁ~もうっ!と・に・か・くっ!俺は帰る!!そんくらい自分でどーにかしろ!」
「ダメです!帰しません!!」
「帰る!!」
「帰しません!!」
「ちょっ、健太!?芽依子ちゃん!?」
「まあまあ、芽依子ちゃんも落ち着いて。せっかくこうして集まったんだしさ、知恵を出し合ってみましょーや。ね、王子?」
「うん。」
「シゲちゃん…王子…」
「ねっ?ケンちゃん。」
「っぅぅ~~……わーったよっ!!」
「健太ぁ…」
もつべきものはやはり友だ。
というか、この脱線しまくって収集のつかなくなった状態を、そのユルっとした空気でうまいことまとめあげたシゲちゃん。伊達に“しっかり者の三男坊”の称号を与えられちゃいない。あとで冷たいジュースとアイスを奢ろう。