恋愛中!!! ㊤巻
「頑張れ、あっくん!」
「ん。」
「あっくん!ファイト!」
「ん。」
「あっくんなら絶対、大丈夫。」
「……ん。」
「淳。もしフラれてら俺特製の激辛カレー食わせてやっから。とりあえず泣くのは俺んちまで我慢しろよ!」
「激辛…俺、そんなの食ったらマジ泣くかも。」
「だからだよ。たーんっと食って、涙が枯れるまで泣いちまえ!」
「淳…。」
「これは、ラブフラ………キャァァァーー!!」
「「「「「………。」」」」」
こうして、皆の激励(若干1名、勘違いを含む。)を背に、廊下の真ん中に置かれた踏み台の上に乗り、大きく深呼吸した俺は、ジットリと汗ばんだ左手をギュッと握り締めると、右手に持つ拡声器のボタンのスイッチをいれた。
****************
「ん。」
「あっくん!ファイト!」
「ん。」
「あっくんなら絶対、大丈夫。」
「……ん。」
「淳。もしフラれてら俺特製の激辛カレー食わせてやっから。とりあえず泣くのは俺んちまで我慢しろよ!」
「激辛…俺、そんなの食ったらマジ泣くかも。」
「だからだよ。たーんっと食って、涙が枯れるまで泣いちまえ!」
「淳…。」
「これは、ラブフラ………キャァァァーー!!」
「「「「「………。」」」」」
こうして、皆の激励(若干1名、勘違いを含む。)を背に、廊下の真ん中に置かれた踏み台の上に乗り、大きく深呼吸した俺は、ジットリと汗ばんだ左手をギュッと握り締めると、右手に持つ拡声器のボタンのスイッチをいれた。
****************