聖夜の奇跡
ドアを閉める為にボタンを押そうと…「ちょっ!待って!エレベーター待てぃ!!あっ!ラビ!!開けて!!」

…。俺は閉のボタンを連打しまくった。


「ちょwwおまっwwおりゃぁぁぁ!!」


ガッ。
あいつ閉まる直前にドアを無理やり開けやがった
「チッ。あーあ。」

「えーwwお前ひどくねぇ?いいじゃん乗せてくれても…(泣)」


「乗ってんじゃん。朝からおまえの顔みるとか…」

「なに!?お前いつになく冷たくね?(;д;)…何かあったん?(;д;)」


「別に。」

こいつ…意外に勘がいいんだよな…


やっと一階につくと俺は走り出した。

「ラビ!?待ってよ〜(;д;)」
「その呼び方止めろち言ってんだろ!?」

「いいじゃん!蛍兎の兎はうさぎの兎じゃん!」

「もういい…。いくぞ!」

学校へは走って三分。非常に近い。

「なぁ?今日ってなんだっけ…授業。」

「今日は何か、栄養とか何とか…何だっけ」

俺は料理の学校に通ってるんだ。
んで喫茶店でバイトしてる。
昨日はたまたま全部休みだったんだ。
あと、バンドしてる。趣味みたいなものだけど…
学校の仲間とやってる。
ん…はやく教室いかないとな…

時間までに教室はいらねぇと俺らの担任うざいからな。
「ほら、はやくいくぞ。」

ガラリ。

「先輩おはよ〜」

「今日も相変わらず機嫌悪そうですね(笑)」

「まぁ朝からうるさい奴にあってかなり気分わるいからな。」

「えっ俺!?(;д;)ウッ」

「あははは〜(笑)」

ガスッ。

「笑うなよ〜(;д;)ウッ」

「ぐっ…(泣)てか殴るなよ」

「「「可哀想に…」」」

ガラリ。

「あなたたち!はやく席につきなさい!!他のクラスの子ははやくクラスに帰りなさい!」

俺らの担任は小太り中年おばさん。

うざいんだよなぁ。
俺こいつきらいなんだよな…。

俺はうぜぇなとおもいながらも
きちんと席についた。
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