お兄ちゃんです。
家事も全部終え、
あたしとあさひくんはテレビを見ながらまったりしていた。
ふと、今朝のことを思い出す。
────彼女、いるのかな。
聞いて、みようかな。
いいよね。別に。
「あ、あさひくんっ」
「ん〜??」
視線はテレビのまま返事が帰ってきた。
「あさひくんって、彼女とかいるの??」
あさひくんの肩がぴくっとした。
しばらく返事が来ない。
なんだろ・・・。
まずいこと聞いちゃったかな。