お兄ちゃんです。
「ゆうちゃん、」
どうしてあたしの名前をそんなに呼ぶのだろうか。
よくわからない。
でもあたしも返事はしない。
意地っ張りだもん。
それになんだかむかつくし。
「ゆうちゃん・・・俺の話聞いて?」
あさひさんはそういうとすとん、と座った。
あたしもつられて座る。
少しの間を空けてあさひさんが話しだした。
「ゆうちゃんの気持ちわかるよ。突然だし。ほんとごめんね。」
なだめようとしてるのか、
あさひさんはゆったりと子供に話しかけるかのようにしゃべってる。
それもむかつく。
「これ、見てほしいんだ」
あさひさんは写真を取りだし、あたしに見せた。
すこし古めのその写真には、
赤ちゃんと男の子と若いお母さんが写っていた。
これって・・・
「この男の子が俺、これがお母さん、で、この赤ちゃんが・・・」
まさか・・・
あさひさんとぱっちり目が合った。
またふんわり笑顔をしている。
「ゆうちゃんだよ」
どうしてあたしの名前をそんなに呼ぶのだろうか。
よくわからない。
でもあたしも返事はしない。
意地っ張りだもん。
それになんだかむかつくし。
「ゆうちゃん・・・俺の話聞いて?」
あさひさんはそういうとすとん、と座った。
あたしもつられて座る。
少しの間を空けてあさひさんが話しだした。
「ゆうちゃんの気持ちわかるよ。突然だし。ほんとごめんね。」
なだめようとしてるのか、
あさひさんはゆったりと子供に話しかけるかのようにしゃべってる。
それもむかつく。
「これ、見てほしいんだ」
あさひさんは写真を取りだし、あたしに見せた。
すこし古めのその写真には、
赤ちゃんと男の子と若いお母さんが写っていた。
これって・・・
「この男の子が俺、これがお母さん、で、この赤ちゃんが・・・」
まさか・・・
あさひさんとぱっちり目が合った。
またふんわり笑顔をしている。
「ゆうちゃんだよ」