検診日アタシは朝から調子が悪かった……
龍は毎日アタシとお腹の赤ちゃんに会いに来てくれた!
朝、調子の悪いアタシを気にしながら龍は仕事に行った。




病院につき、名前を呼ばれた…………検診を受け…………
アタシは言葉を失った………
アタシ達の赤ちゃんは、大きくなってなかった………せんせいに、残念だが手術をして出さなくてはいけないと言われた………
その先の先生の話は何を言われたか……覚えていない……ただアタシは弱い人間なんだろう……泣く事しか出来なかった………

ママはアタシを抱きしめて…泣いていた……


翌日手術をする事になった……


家に帰り………ベッドの中でお腹を触りながら…ただ泣いた………


ママが龍に話し……龍はアタシの部屋に来た………


龍は泣いてるアタシに……

「明日俺も行くから…次はきっと元気に産まれて来るよ……」

龍は泣いていた………

アタシは何も答える事ができなかった………



翌日アタシは手術を受けた……アタシのお腹の中にいた赤ちゃんは星になった……



アタシが………もっと………強ければ赤ちゃんに会えたのかな………



それからアタシは毎日泣いた………泣く事しかできなかったから!!

みんなが心配してるのはわかってた!ケド誰にも会いたくなかった。
龍にも……………


龍は、単車で毎日暴走するようになった!龍は抑えられない気持ちを単車にぶつけるようになった………



もっと早くアタシも気がついていればよかったんだ………
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