離れる気持ち

アタシは龍の気持ちを考えてあげる余裕がなかったんだ……自分の事しか考えていないダメな女だったね……


アタシは龍の優しさに気がつく事もなくなっていた……


龍は毎晩単車で出かけて行った……アタシはそんな龍に嫌気がさしてきていた……ぶつけるとこがなく、アタシは龍にヒドイ事も言った。


そして……アタシは間違いをおかした………


「アタシ達別れよう」

「お前がそうしたいなら仕方ないな……」

龍はうつむいたまま目を合わす事もなくアタシの傍から消えた。


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